空き家、増えています
聞こえてくるだけでもかなりの数ですので、実数はすごいことになっている気がします。
2010年から人口は減少しており、ついに埼玉県でも減少が始まっています。外国人の増加を考慮すれば、日本人はかなりのスピードで減っています。
2023年からは世帯数も減ってくるといわれてますので、家が余るのは当然かもしれません。
なぜ、余った家を空き家にしておくのでしょうか。
空き家にしておく理由
令和元年空き家所有者実態調査(国土交通省)によると、空き家にしておく理由として以下の指摘がされています。
「物置として必要」のほか、利活用を図ろうとしても「更地にしても使い道がない」、「住宅の質の低さ」や「買い手・借り手の少なさ」により空き家となっていることがあげられている。
実際に売却・賃貸を考えている所有者からは売却・賃貸する上での課題として、「買い手・借り手の少なさ」、
「住宅の傷み」や「設備や建具の古さ」があげられている。
また、「解体費用をかけたくない」、「労力や手間をかけたくない」といった消極的な理由のほか、「特に困っていない」とする所有者も少なくない。
これ、とても共感できます。
このように考えている方は多いのではないでしょうか。
いつまで空き家にしておくの?
あなたが管理している空き家についてちょっと考えてみてください。
いつまで空き家にしておくご予定でしょうか?
夏は強烈な暑さで雑草はグングン生えます。
あまりに暑いので草むしりで体調を崩しそうです。
冬は強風で屋根などが飛び、隣家や散歩中の方へ被害を与えるかもしれません。
地方では空き家に熊が住み着いていたなんてこともニュースになりました。
熊は珍しいとしても小動物や虫などは十分ありえます。
よし、今年やるぞ!という気持ちで対応しては如何でしょうか。
ではどうするか?
空き家を管理している方は「それほど必要としていない不動産を所有している方」だと思います。
ご売却やリフォーム等を行うなど、大きく資産が動くことになります。
自分の苦労を次世代にさせないよう、併せて終活(遺言や民事信託)などを行ってはいかがでしょうか。
当事務所は不動産に関する知識やノウハウを多く有しておりますので、お気軽にお問い合わせください。